【お酒を飲んでも太らない方法】のコラムでも書いた通り、食べ飲み合わせ次第でお酒は、ダイエットの敵になってしまいます。お酒を飲むことで食欲が増し、脂肪の吸収も促進されてしまうので、飲み会の席で何を食べるかはとても重要になってきます。

では、太りたくない人はどんなものをお酒のつまみにすればよいんでしょうか。

まず、炭水化物は極力控えるようにしましょう。ハイボールなどの糖質の含まれないお酒でも、通常より少なめにしておくとよいでしょう。ビールなどの醸造酒の場合はほとんど口にせず、食べても2～3口程度に抑えましょう。炭水化物を食べる場合でも野菜やきのこ類、海藻などをはじめに食べておくと糖質の吸収が抑えられるのでオススメです。

結局、どういうものがお酒のおつまみによいかというと、次のようなものです。

・枝豆

・冷やしトマト

・海藻類のサラダ

・緑黄色野菜のサラダ

・お魚のお刺身

・カルパッチョ

・芋の煮付け

・ミックスナッツ

・きのこの和え物

・山芋のしょう

これらの野菜や魚介系を中心に食べると糖質の吸収を抑えられるので、飲み会の席でも太りにくくなります。

日本に昔からある食材を総称してマゴワヤサシイ食材と呼ばれるものがあります。

マが豆類、ゴがゴマなどの種子類、ワがワカメなどの海藻類、ヤが野菜類(緑黄色野菜)、サが魚類、シがシイタケなどのきのこ類、イがイモ類です。

これらを主とした食事は、内臓に負担をかけずに消化吸収してくれ、アルコール分解に必要なビタミンとミネラルも摂取することができます。これは体脂肪燃焼にも必要な栄養素でもあります。

マゴワヤサシイで摂取できる栄養素は、糖質の代謝やタンパク質の合成といった体内の酵素活性に必要なので、アルコールの分解によって消費されてしまうと太りやすく痩せにくくなります。

お酒を飲むときは、こう言った栄養素も補給しながら明日以降の体調も補ってあげられるようにしておきましょう。