脂肪を燃焼するための運動と言えば、有酸素運動が有名で通り、酸素を利用して体内のエネルギーを消費する運動のことを言います。

この運動は、長い時間をかけ酸素をしっかり吸収しながら行えるとより効果が高まります。

逆に有酸素運動は、酸素がしっかり吸収出来なければいけません。

つまり、運動不足の人がランニングでゼェゼ

ェハァハァ言いながら走っている状態は、酸素が足りなくなっているので

有酸素運動としての効果はあまり高くありません。

なので、より有酸素運動としての効率を上げけるためには、息が切れない程度の運

動をしなければいけないということです。

『じゃあ、ランニングよりウォーキングのほうが、ダイエットに良いんだ！』と思う方が多いと思います。ちゃんと有酸素運動ができればたくさん体脂肪が燃えますがそれはあくまで脂肪燃焼の効率が上がるだけで、運動の強度が低ければ、その分運動量が減ってしまいます。

ランニングよりウォーキングの方が脂肪燃焼効率は上がっても、運動量が減ってしまう。

ウォーキング30分で約100kcal。ランニングは30分で約200kcal。ウォーキングの方が体脂肪を効率的に燃焼できる有酸素運動だとしても、2倍近くの時間をかけないとランニングよりも脂肪燃焼できたとは言えないということです。

しかし、体脂肪がすべてエネルギーとして使われているわけではなく、半分が脂肪でもう半分が糖質だと言われています。

つまり、１ｋｇ分の脂肪(7,200kcal)を燃焼するのに倍の14,400kcal分の運動をしなければならないということです。

有酸素運動だけで体脂肪１ｋｇ＝7,200kcalを減らすには、糖質の燃焼も考えると単純計算で４,３２０分。

1日1時間のウォーキングをしたとして７２日後に１ｋｇ分の脂肪(7,200kcal)がやっと燃焼されます。

あなたはこれでも運動して瘦せようと思いますか？