私たちが炭水化物を摂取すると、体内の筋肉や皮膚などのタンパク質と結合して、AGEs（Advanced Glycation End-products）を作り出します。AGEsとは、終末糖化産物といって、糖とタンパク質が熱によって結合した物質です。

分かりやすくすると、パンやクッキーを焼いた際にきつね色になる『メイラード反応』というもので、簡単に言うと糖化です。

このAGEsがシミやシワ、たるみなどの原因と言われています。これ以外にも糖の過剰摂取による白内障や心臓病などの原因にも関与しているそうです。血糖値が高いとこのAGEs量も多いとされており、病気や死亡リスクなども高くなります。

AGEsは、急激に血糖値が上がってしまうような食品を摂らないようにすれば体内での増加を防ぐことができます。

しかし、AGEsは体内で作られるものだけでなく、上記で述べた熱処理して糖化した食べ物自体に含まれています。

現代の食べ物のほとんどが熱処理されているため、AGEsの摂取量も自然と増えてしまい、特にジャンクフードは、AGEsの含有量が多いので生活習慣病を予防したい方は避けるべき食事と言えます。

このような食事を長期間続けてしまうことで、細胞がどんどん糖化されていき、老化がどんどんと加速してしまい、最終的には病を患ってしまう流れに陥ります。

そのため、ファーストフードを避けるのはもちろん外食を控えたり、食事は生ものや発酵食品などなるべく加熱されていないものを食べることも一つの対策となります。