白砂糖の成分である『ショ糖』は、ブドウ糖と果糖がくっついているもので、単体同士では質の良い栄養素ですが、結合してしまうことで吸収や分解する際に大量の酵素を消費してしまいます。さらに本来茶色の砂糖を白く精製されているので、体に良いものとは言えません。

料理などで甘味を使う際は、アガベシロップやハチミツなどの天然の甘味を使うようにしましょう。

食品添加物は、自然界にない成分や遺伝子組み換えなどで成分が変形させられていたするものがある為、そもそも人体にとって良いものではありません。それ故に、酵素の消費量も多くなり酵素の働き自体も妨げてしまいます。

現状日本人の食品添加物摂取量は、年間で数キロにもなると言われています。お店で買い物する際は、裏の表記を確認しどんなものが入っているかを確認するようにしましょう。

動物性たんぱく質を過剰に摂りすぎると体内が酸性に傾き臓器などに負担がかかります。肉類の過剰摂取は消化スピードも追いつかなくなるため、消化不良の原因にもなり大量の酵素を消費してしまいます。タンパク質の摂取は大切ですが肉の代わりに大豆系の食品から摂ることをおすすめします。

GI値が高いほど吸収速度が速く、血糖値の急激な上昇・降下を引き起こしやすくなり、体への負担を大きくしてしまう食品です。

さらに高GI食品は脂肪の蓄積を促すためファスティングはおろかダイエットには不向きです。

当院では、白米は食べてくださいとお伝えしていますが玄米や雑穀米の方がより良い主食です。

他にも、うどんよりそば、パンは雑穀パンやライ麦パンなどのGI値の低い食べ物を選ぶようにしましょう。

“過酸化脂質”とは酸化した油のことで、ご家庭や飲食店などで使い古された油や時間が経った揚げ物やスナック菓子など、日持ちがよさそうなものでも時間が経つと油は酸化（サビ）てしまいます。

さらに、菓子パンなどに使われるマーガリンやショートニングなどに含まれる『トランス脂肪酸』もダイエットの大敵となりますので、摂取はやめましょう。

植物の生の種には、生育するのに適した環境の条件が揃うまで目を出させないよう“酵素抑制物質”という酵素の働きを抑制する成分が含まれています。キウイやトマト、いちごやオクラ、きゅうりなど取り除くことが難しい小さな種は構いませんが、すいかやブドウ、リンゴなどの大きい種は取り除きましょう。

また、玄米や小豆、大豆などはアブシジン酸という酵素抑制物質が含まれるため、１２～２０時間以上水につけてから調理するようにしてください。